ステキな金縛り

三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』鑑賞。

いやー、本当に面白かった！
評判は良かったんだけど、予想以上の面白さだった。

邦画はあんまり観ないんだが、三谷さんのは矢張り面白いね！（＾＾

これは、ちょっとおっちょこちょいな弁護士が、唯一のアリバイ証人にである落ち武者の幽霊に裁判所で証言させるという、奇想天外な話。
しかし、面白おかしいだけじゃなく、遺された者のそれぞれの故人を思う気持ちや愛情が絵描かれており様々な思いが去来して、不覚にも涙してしまった。



出演陣も演技は揃いで、三谷監督の独特のテンポが更に面白さに拍車をかける。

これを観て、「死」に対するイメージが軽くなって、個人的には気が楽になった。
いや、決して「死」を軽く扱っている訳では断じてないのだが、なにかこうね…、自分があの世に還る時がきた時に「未知の世界に対する恐怖」を然程抱かずに済む気がした（笑）

ある意味タブー視されがちな「死」や「超常現象」に対する考え方を、こんな形で表現してくれたこの作品に感謝する（笑）

ま、兎も角面白いので、まだの方は是非ご覧頂きたい（＾＾


個人的には、あの世のお役人が気に入ったな（笑）

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